交通事故による腰痛

文責:院長 柔道整復師 新美 徹

最終更新日:2020年07月23日

交通事故で腰を痛めてしまうケース

 交通事故で腰を直接ぶつけるなど打って痛めるケースはあまりないと思われます。
 しいて例を挙げるとすれば歩行中に自動車に衝突され腰部を打撲することぐらいではないでしょうか。
 そもそも自動車に乗っていた場合はシードベルトをしていますし前方に向かって座っているのが普通なので腰を直接打って痛めるケースはまれだと思われます。
 しかし歩行中や自転車に乗っている時、また自動車に乗っていて腰は打たなくても臀部や骨盤を打つなどで衝撃が加わって背骨や腰を捻るなどで痛めることは大いにあります。

 もちろん腰は体の重心になるところなので身体に大きな外力が加われば例え肩からでも脚からでも衝撃が腰まで伝達すれば受傷してしまう部位ですから、腰は捻挫して痛めることが大半を占めるといっていいです。
 また、精神的な不安や苦痛などのストレスが掛かっても腰痛が出現することもあります

 交通事故のショックによって心因的なストレスが掛かって腰痛が起きてしまったケースも十分にあり得ます。

交通事故に遭った際の腰痛の症状

 交通事故による腰痛の症状を一言でいえば、交通事故以前にはなかった日常生活に支障をきたすなような腰の動きの制限や痛み、違和感などです。
 痛みは損傷の度合いによっても異なりますが、押して痛みがでる部位は圧痛といい、筋肉などの組織を損傷したところや程度をはかる目安となります。
 また腰自体に安静時に重量感が出る場合や疼く痛みが出る場合もあります。
 あと、腰の動きの制限や痛みの出るケースもいろいろとあり、腰を前かがみ(前屈)・反るように伸ばす(伸展)、捻る(捻転)などの動きが制限される・痛むなどの可動制限や可動時痛などがあります。
 また、日常動作で座り姿勢から立つ、また、その反対に立っていてゆっくりかがむように座るときに痛いなど動作開始時や動作の最中に痛みが出てくるものや持続的に動いていて痛みが徐々に増してくるパターンもあります。
 交通事故による怪我の場合、時には腰だけの症状だけではなく脚にまでしびれや痛みが出ることもあります。

 まれに症状が強いと脚の脱力など筋力の低下が出てくることもあります。

 このような時には絶対に放置するようなことはしないでください
 その他にもいろんな症状が出てくることはよくあります。

 前述した通り交通事故以前にはなかった状態「疲れやすくなった。」「同じ姿勢いでいると腰がかたまりやすくなった。」「起床時に腰が重くなった。」など、それまでなかった日常生活での支障は事故が起因となっていると考えて良いです。

交通事故に遭っていつから施術するべきか

 病院での診断してもらったとしてもレントゲン画像で筋肉など軟部組織の損傷で見た目はもちろんの事も異常が見られないこともあります。
 交通事故に遭った当日は腰に違和感や痛みが出なかったとしても、交通事故の次の日や数日後から出てくることはよくあります。

「大袈裟にしたくない。」「放っておけばそのうち良くなるだろう。」と油断せず初動の処置が大切です。
 もちろん時間と共に改善することもありますが知らないうちに傷んでいる体を使って患部のダメージが深くなり状況が悪化してからでは良くなるまでに余分な時間が掛かってしまいその分痛みで苦しい思いをすることになりかねません。
 それより早い時期から施術を開始してそのまま症状がすぐになくなり早期に回復される方がよっぽどお体にも通院に要す時間的な制約も少なくなりご自身にとって有用な結果になると思いますので交通事故に遭って腰に違和感や痛みがあったらすぐに施術をされることをおすすめします。

交通事故で腰が痛い時の施術方法

 損傷度合いによって異なりますが、特に交通事故の直後は無理をせず症状に合わせた施術を行います。
 痛みが強い場合には炎症があれば拡散させ筋肉が固く緊張している時は緩める施術がメインとなります。

 日常生活に支障が出るほど痛みが強い場合はテーピングや腰部コルセットで固定するなど症状が悪化していかないようにする処置を行います。
 炎症や筋肉の硬直感が落ち着いてきたらソフトなマッサージ刺激や機器をかけ修復を促すように施術していきます。

 またお尻や脚に痺れが出ている時はハイボルテージという機器でブロックすることを行います。

 そしてストレス反応や体がアンバランスになって腰痛が出ているようであれば骨格のバランス調整や骨盤矯正を行い体のバランスを整える施術やほぐすことに特化したマッサージを行っていきます。
 さらにストレッチなどで腰の柔軟性を高めつつ弱ってしまった筋肉を元の状態に戻すリハビリをして腰痛の状況によっては患者さまが希望し担当医の同意があればハリ施術も行い改善を促していきます(ハリ施術は無理には行いませんのでご安心下さい)。

直接衝撃を受けていないのに腰痛になるのはなぜ?

文責:院長 柔道整復師 新美 徹

最終更新日:2020年09月01日

 交通事故に遭った被害者さまは首のムチウチだけでなく腰を痛める方も結構いらっしゃいます。

 自動車に乗車中であれば「直接、ぶつけたり打ったりの衝撃を受けていないのに…どうして?」と疑問に思われる方もいらっしゃるかもしれません。

 確かに歩行していたり自転車に乗っていて自動車やバイクなどの車両に衝突すれば腰を打ったり捻ったりすることは容易に想像されると思います。

 しかし、そうではないのに交通事故後に腰痛になることがあります。

 それはどんな違いがあるからなのでしょうか?

 

直達力による腰痛

 歩行時や自転車にて乗車時に自動車やバイクなどの車両がぶつかったり打ったりが直接、腰に衝撃が伝わって打撲したり捻ったりする損傷を直達力による外傷といいます。

 この直撃する外力が腰に加わってケガをするのが直達力による腰痛といいます。

 

介達力による腰痛

 それとは違って間接的に力が加わって腰部を損傷することを介達力の外傷といいます。

 自動車に乗車中の交通事故でのムチウチと同様に腰痛も大半がこの介達力が加わっての損傷が主な原因と考えられます。

 

腰部への介達力のシチュエーション

 もう少し掘り下げて説明すると自動車が停車中にシートでシートベルト着用して座っていて衝突されたとしましょう。

 そうすると自動車のボディーに直達力が加わり凹みます。

 ただし乗車している人には直接ぶつかっているわけではないのですが車の外から車内に対して衝撃が加わります。

 その時に車内で座っている人間には衝撃が身体の土台である腰から骨盤に掛けて駆け抜けていくことになります。

 この時に駆け抜けていった力で腰部や骨盤を捻ったりして痛める事を介達力による損傷といい大半の交通事故で発生する腰痛の機序と考えられます。

腰痛に左右差が出る原因は?

文責:院長 柔道整復師 新美 徹

最終更新日:2020年09月01日

 腰部の左右の痛みの違いは例えば衝撃が自動車の右側からきたとすると身体の右半身から左半身に衝撃が駆け抜けていきます。

 その時に運転席でブレーキを右足で踏み、右半身で踏ん張っていたとしたら右腰を痛める可能性が高いと思われます。

 また例え右足でブレーキを踏んでいたとしても左座骨に重心を乗せていたとすれば左腰を痛めてしまうといった感じになると想像されます。

 もちろん両側に負荷がかかって左右両方均等に腰痛になったり腰骨(腰椎)の真上に痛みが出てくることもあります。

 

腰痛がでる部位

 直接の衝撃など単独の要因の場合もありますが、やはり重心のかかり方、衝撃が入った時の自身の力の入り方などいくつか複雑に組み合わさって腰に痛みが発生すると考察されます。

 そして衝撃の入り方によっては腰部だけでなく腰仙関節であったり仙腸関節、恥骨結節部など骨盤部にも痛みが出ることがあります。

 

交通事故の損傷は非日常

 交通事故というのは通常の日常生活では、なかなかあり得ないほどの衝撃が身体に強く加わるのでいろんな部位に痛みが出たりするのです。

 もちろんこれ以外の理由でも腰痛の要因は考えられますので、事故後今までになかったのに腰痛を感じたり、それまでに感じたことのない部位や痛み方を感じましたら交通事故から起因ということは十分に考えられます。

 放置してのちのち後遺症で苦しまれて後悔するよりも,まずはお声を出して頂いてお気軽にご相談ください。

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